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宮城県津山町





9月12日(火)
コイン精米所の横で、蚊除けの為のテントとシュラフのみで寝た。夜中に雨は降っていない。朝起きると、飯盒に米と水を入れて撤収。朝は車で自分の家のあった場所にいく人を何人か見かけた。
ケータイの電池残量が厳しい。電池を買って充電すればいいか。平地の公園が消滅しているので、飲料水確保が難しい。コンビニで水を買えばいいか。

昨日通れないと思っていた場所だが、横に歩行者通行用の砂利道があった。
1km進んだところに道の駅「大谷海岸」があった。建物は半壊しており、横で仮設の建物を建てて営業しているようだ。朝飯を食べる。この道の駅は鉄道駅が同じ建物内にあり、日本一海岸に近い駅とのことで、歩道橋に上がって海岸を見てみた。美しい砂浜だ。元の状態は分からないが、砂が流されて少なくなっている かもしれない。9時半再出発。疲れている。曇り空。

応急で作られた橋を通る。鉄板に滑り止めの薄い砂が貼り付けられた路面に、鉄骨を何本も直接地面に打ち付けて作られた橋脚だ。こういったのは自衛隊が作ったのだろうか? 道がなければ救援物資は効率的に届けられないわけで、重要だ。道ができるまでの間は、空輸や海輸で被災地まで食料などを届けていたのだろう。

南三陸町の伊里前湾の部分に到着。こういった平地が広がる場所は壊滅傾向にある。きれいさっぱり、何もなくなっていた。もちろん瓦礫を撤去したから そうなっているのだろう。山の方に瓦礫が山積みになっていた。ここでは橋の修復が終わっておらず、現在修復作業中で、45号線は 迂回路になっていた。
相変わらず鉄道の橋がなくなっている。平地に線路を敷くだけなら楽だが、ここの土地は道が険しいので、トンネルや橋を非常に多く使っている。鉄道が再開する日は何年後なのだろうか。
ユンボやダンプが作業しているのはどこも同じだが、ここでは蛍光カラーの服を着たボランティアと思われる人たち20人ぐらいが、スコップ片手に手動で瓦礫や土の撤去を行っているようだった。
後ろめたさ全開で その場をあとにする。
バスが何台か置いてある前を通るときに、おじさんからアイスをいただいた。仲間がいると思って買ってきたけど、誰も居なくて このままだと溶けてしまうから食べて、とのこと。ありがたく頂戴いたします。
さらに後ろめたくなった。道路を走っていると、ボランティアの皆さんありがとう、などと書かれた横断幕を見かける。何もしていない自分はなんなのだろう。ただ、仮設住宅への入居が進んでおり、土木屋が重機で道や土地を修復しており、次は大工が家を建築するだろう。技術を持たない自分にできることは なんなのか分からない。

別の平地に到着。まるで空爆された後のような廃墟だ。大まかな瓦礫の撤去は終わっているが、細かい撤去はまだまだで、壊れた電柱が横倒しになっていたりする。水溜まりになっている地帯もあり、とても家を建て始められる状態ではない。5か月たって やっと この状態だ。重機が何台あっても足りない。
もしかしたら、多くの家庭で家を新しく建てる金がないので 家を建てずに そのままなのではないだろうか。
分からないことがある。復興作業をする土木屋の人たちはボランティアだろうか?公共工事で、地方自治体が指示して工事を行っているのだろうか?
被災直後の様子の写真はどうなっているのか? 家は土台だけになっているが、どこまでが人の手で瓦礫を撤去したのだろうか?
どこまでが国が面倒を見て、どこからが個人の負担なのか分からないが、いくら金があっても足りないな。消費税を15%に上げるしかないな。

よそ見をしているうちに、カモメに手に持っていたパンを食われた。左の鳥が何回も鳴くので そっちを見ていたら、右の鳥が後ろから飛んできて食った。ひどい連携プレイだ。

道の駅「津山」に到着。横に公園があり、どこでも野宿できそう。飲料水を補給し、水と米を飯盒に入れる。16時。もう夕方だ。日の入りが早くなっている。曇り空だから夕方のように見えるだけか。

いつの間にか爪切りを紛失していた。今までに無くした物は、他にソーラーパネルの固定用金具がある。こちらはたぶん誤ってごみ袋に入れてしまったと思う。

おじいさんと会話。又聞きだし 私の理解力が低いので どこまで正しいか分からない。
支援物資は体育館などの避難所や仮設住宅にしかいかない。彼らには有り余るほど配られる。仮設住宅には入れない人が多くいる。避難所に行きたくない人がいる。救援物資もある程度届くと余ってくる。おにぎりが余っていて、その余ったおにぎりをどうするのか聞いたら、捨てるのだと。その人は、せめて子供だけでもと思い、子供に おにぎりをもらいに行かせたら、くれなくて子供が泣いてしまった。そういった点に、行政のいいかげんさがある。
土台だけになった自分の敷地に、行政が危険だとか言って家を建てさせてくれないのだと。家を建てることを規制中らしい。その人は仮設住宅にも入れなくて、キャンピングカーを買って放浪中らしい。まだ服が、被災した当時の半袖のままだそうだ。
ブルドーザーなどは全国からボランティアで来ている人っちも多いらしい。
これから瓦礫の山の処理が大変だ。お金がかかる。どこの地方も口では支援しますだなんて言っているが、自分の所にゴミの山が来るのは嫌がる。最終的には東京の夢の島のように、海に埋め立てるしかないんじゃないだろうか。
福島の避難区域内は避難後に強盗が入って どこの家も荒らされてしまった らしいとのこと。

この道の駅は木のアスレチックやグランドゴルフ場があり、最奥に大きな四阿がぽつんと建っていた。野宿者には助かる。水道もある。そこで夕飯。虫が気になるので、近くにテントを張る予定。疲れが蓄積していて、走行距離も延びないので、ゆっくり休んで明日に備えよう。

コンビニ450、ジュース150。合計600円。


●コメント返信
>yoshi様
>ここでボランティアしている 山城賢治さんを紹介したいと思います~
コメント&紹介 ありがとうございます。今後の予定は分からないですが、福島県は早く通りすぎたいと思う反面、原発から30kmの境界線は、この旅において特に重要な地点であると考えているので、記憶に留めます。

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No title

無理しないで 頑張ってね~
山城 賢治さんは 現在
福島県 南相馬市 原町区 道の駅(南相馬)
横のグランドゴルフ場に テント生活してます~
ボランティアで 草むしり ヨガ教室などをしてますよ~
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名前:夢見草
性別:男
年齢:27歳
住んでいる所:静岡県焼津市
自転車:GREAT JOURNEY 2

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